ウォール街 [Blu-ray] 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-12-23 by G-Tools |
■調査レポート ■予告篇使用曲 ■コンポーザー ■サントラ ■サントラ未収録
※調査結果に関しては各自今一度ご確認ください。itunes等の楽曲ダウンロード購入に関しましては、試聴後、個人の責任において行っていただきますよう宜しくお願い申し上げます。
■調査レポート
続編が2011年にようやく公開されるウォール街。1986年に製作された前作を音楽面でもしっかりチェックしたい。というのも前作で使用されたTalking Heads「THIS MUST BE THE PLACE (NAIVE MELODY)」が続編でも使用され、続編サントラにも収録されており、劇場で音楽を聞いてニヤリとするためにも、1作目の音楽に耳を澄ませて欲しい。そしてコンポーザーはなんとザ・ポリスのドラマー、スチュワート・コープランド! もう一度見直す人も音楽に気をつけるとかなり面白くなること間違いなしです。
<以下Wikipediaより引用>
・この作品は実際のウォール街に大きな影響を与えた。ゴードンに憧れて投資銀行に入社する者や、ゴードンのファッションを真似る者などが後を絶たなかった。しかし、監督オリバー・ストーンは、カール・フォックスと同じく過剰な資本主義による倫理観の崩壊に嫌悪する側であり、ゴードン側の人間ばかり増やしてしまった事に対し大変遺憾だと述べている。
・ゴードン・ゲッコー役のマイケル・ダグラスはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞している。一方でダリアン・テイラー役のダリル・ハンナはゴールデンラズベリー賞の最悪助演女優賞を受賞した。
ウィキペディアの執筆者. “ウォール街 (映画)”. ウィキペディア日本語版. 2011-01-25.http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A1%97_(%E6%98%A0%E7%94%BB)&oldid=36041179, (参照 2011-01-28).
■予告篇使用曲 / Trailer Used Music
Antonio Vivaldi 「The Four Seasons, Winter」
クラシックより、ヴァイオリンの旋律が印象的なヴィヴァルディの四季より、冬が使用されている。この選曲はオリバー・ストーン監督が前作「プラトーン」での、ヴァイオリンの旋律による非常に印象的なテーマスコアの影響が少なからずあるのでは? という推測をしてしまう。ナレーションでも冒頭部分に「戦場はジャングルから金融街へ」とある。
・Youtube!
http://www.youtube.com/watch?v=JipTUdRgYww
※様々な演奏家によるCDが世に出ているため、リンクはあくまでも参考です。
■コンポーザー / Comporser
Orchestralli Stewart Copeland Ponderosa 2007-07-09 by G-Tools |
あれ? と思った方。そのとおりです! プログレッシブ・バンド「The・Police / ザ・ポリス」のドラマー、スチュワート・コープランドなんです。
スコアにティンパニの音色がとても効果的に使われているのもうなずけますね。あのリズムと静かに力強く響く音こそがウォール街で巨額マネーが動くさまを連想させてくれます。
そういった意味でもこのサントラにはドラマーの方に注目していただきたいなと思います。
オフィシャルサイトでは現在MULTIMEDHIAタグをクリックすると、2010年に開催されたTROMP とのコラボライブ、TROMP PERCUSSION EINDHOVENの映像が見れます。(偶然にもそのライブポスターにはウォール街よろしくティンパニが使われています)
パーカッションをメインにしたライブでビッグバンドに似たホーンセクションを介した編成で非常に見ごたえ、聴き応えあり!
・Stewart Copelandオフィシャルサイト
http://www.stewartcopeland.net/
・itunesで配信中のStewart Copeland
■サントラ / Soundtrack
Wall Street: Also Includes Talk Radio - Original Motion Picture Soundtrack Stewart Copeland Varese Sarabande 1993-10-26 by G-Tools |
http://www.youtube.com/watch?v=wG7YvulcY7c
現在入手困難な激レア盤。中古CDショップで見つけたら即買必至!
・収録曲
1. Kent: Unpredictable
2. Dietz: Just Come Right In Here. Denise
3. TLKa: We Know Where You Live
4. Tick: We Feel Too Much
5. Trend: He Has Heart
6. Bud's Scam
7. Are You With Me?
8. Trading Begins
9. The Tall Weeds
10. Break Up (Darian)
11. Anacott Steal
12. End Title Theme
■サントラ未収録 / Soundtrack music is not included
◇デイビッド・バーン / David Byrne関連の曲が3曲使用
・David Byrne and Brian Enoから2曲
My Life In The Bush Of Ghosts Brian Eno EMI Europe Generic 1998-02-16 by G-Tools |
「AMERICA IS WAITING」
Youtube!
http://www.youtube.com/watch?v=PTFIzLKaZj4
「MEA CULPA」
Youtube!
http://www.youtube.com/watch?v=u4OX7IxFZPs
・Talking Heads から1曲
「THIS MUST BE THE PLACE (NAIVE MELODY)」
※この曲は続編「ウォール街2」のサントラにも収録されている。
Speaking in Tongues Talking Heads Warner Bros / Wea 1987-06-17 by G-Tools |
・Stan Getzの曲が2曲使用
※以下2曲掲載しますがJazzのナンバーゆえ映画内での演奏と同じものが収録されていません。あくまで参考として掲載します。
「QUIET NIGHTS OF QUIET STARTS (CORCOYADO)」
※映画でのバージョンはリリース無し「DESAFINADO」
Jazz Samba Stan Getz Charlie Byrd Dcc Compact Classics 1994-08-29 by G-Tools |
・Kenny G 「MIDNIGHT MOTION」
Duotones Kenny G Bmg Special Product 2004-09-07 by G-Tools |
・Frank Sinatra 「FLY ME TO THE MOON」
シナトラ、ザ・ベスト! フランク・シナトラ Warner Music Japan =music= 2008-05-28 by G-Tools |
・Dave Alvin and Steve Berlin 「BURNING GUITAR」
映画「Border Radio」のサントラに収録されているが、こちらのサントラは入手困難。
・業務用音源制作会社、ASCAPより 「MOONLIGHT MAGIC」
ASCAP社オフィシャルサイト
http://www.ascap.com/
・クラシック・オペラより、ジェゼッぺ・ヴェルディ「リゴレット / RIGOLETTO」
演奏や歌声に関しては、クレジットによると
指揮:Tollo Serafino
演奏:Gobra De Steffano and Orchestra E Coro Dee Teatro alla Scala De Monaco
・クレジット上には「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」も表記あり(参考まで)