2006/11/06

松田優作 あれから17年

俳優・松田優作がこの世を去って、今日で17年の月日が流れた。

私は松田優作の大ファンで、まだ幼い頃に見た、
「蘇える金狼」の強烈なキャラクターにしびれてしまったのを今でもよく覚えている。

「家族ゲーム」のシュールな笑いにはまり、
「野獣死すべし」の鬼気迫る演技に魅了され、
「リップ・ヴァン・ウィンクル」に興味を持ってみたり、

酒を飲むならバーボンだけにしようと決め込んでみたり、

影響される部分は全て影響されるほどに憧れた存在。

これほどまでに魅力的な俳優は、もう二度と現れないだろうと、今日改めて思った。


今夜は酒でもやろうということで、
私の好きなバーボン「バージン」を久々にあけて、ドライシガーは「DeOlifant」

私にとっては贅沢すぎて、
滅多にこの組み合わせではやらないのだけれど、
今夜はどうしてもこれじゃなきゃいけない。


優作ファンとしては「ワイルドターキー」か「オールドクロウ」を選びたいところなんだけれど、
「バージン」ってバーボンには私的な思い入れがあるもので、
どうしても、もうこれしか飲まないのだが・・・



いい酒にはいい音楽をという事で、今夜選んだアルバムは、
「YUSAKU MUSIC NOTE」


松田優作が愛したJAZZ
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松田優作が通ったという有名なバーがある。

JAZZ BAR LADY JANE

このアルバムはというと、オーナー自信が松田優作との思いでを思い起こし、
よく聴いていたものの中からセレクトし一枚のアルバムにしたもので、
貴重なエピソードもライナーノーツには書かれている。

つべこべいうことは何も無い。

ただじっくり聞こうと思う。

ゆっくりと自分が好きなバーボンを飲みながら。


もし松田優作が生きていて、会う事が出来たなら、
私はその時、この「バージン」を薦めて、
こいつを飲む事になったいきさつを、酒の魚にしたかったな・・・


バージン.jpg

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