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2005/08/30

涙そうそう。一夜明けて

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一夜あけて、当然のごとく今日は仕事場でもこのドラマの話題となるわけですが、広島というところは本当に原爆について、多くの話を各人、各家庭内でそれぞれのエピソードを聞き伝えられているんだなと・・・



「実はねうちの父も・・・」とか、とにかく普段話さないような内容だけに、余計に驚くというか、生き残った方の悲痛というのもあり、それは簡単に言葉で表現できるような話ではなのですが、つい昨日のこととして語り継がれている事実であると改めて実感しました。

大学時代こんな経験をしています。
大阪在住の同級生が、あまりに広島の原爆についてよく知らなかった、ということです。でもそれは、身近な経験者の方の話を聞く機会が無いと言うのもありますが。違和感を覚えました。

他県になるとその語り継がれた内容の差は歴然としていて、そればかりか、長崎の原爆の話について、沖縄の話について、東京大空襲について、逆に私はほとんど知りませんでした。


その地方の同級生に言わせれば無知と言えるほど。


そういう意味では、今回のような作品はとても意味があると思うのです。これからの時代、映像という形でいかに残していくか。ドラマのために産業奨励館を1分の1で建設してしまうインパクト。映画やドラマの力は非常に重要なんだと思います。



そして私が思うのは、家族でそれを見るという、話すということの大切さです。



今日もまた、早く帰宅できました。祖母には「めずらしゅう、はよおかえったんじゃけ、ゆっくりやすまにゃあ」と声をかけてもらい、祖母と会話をしながら母の作ってくれた夕食を食べ、父がぼそっと「おつかれ」といい風呂場に向かう。

「ばあさんブログってしってる?書いといたし昨日の話、ちょこっとだけ」

「まああんたぁまた、カチャカチャ(パソコンのことを祖母はこういう)しよったんかね」



これが平和なんだ。



確かに、偉そうなことをいえるような清い生き方なんてしてないけど。いまどきの若者ですけど。個人的ないろんな問題抱えてますけど、、、



でも、これが平和なんだ。



こういう思いや、話がどんどん広がって、いつかどこかで戦争が起こって「武器を持って戦え」とどんなにいわれても、だれも兵隊たちは武器を持ちませんでした。っていうような。政治がどうとか、世界がどうとかに関係なく、俺は武器なんか持たないと、戦争なんかやらないのがあたりまえだと。兵隊たちが一斉にあっさり武器を捨てたなら。きっとこの平和は続いてくれるんだろうなと、ふと思いました。



昨日UPしてから、コメントやトラックバックを頂きありがとうございます。戦争は嫌ですよね。声をだいにして、叫ばなきゃ駄目ですよね。私もそう、強く思います。



戦争は絶対に嫌だ。




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