クロード・ルルーシュが1964年に手がけた、
9分間1シーン1カットぶん回しショートフィルム!
実験映像ともいえますが、
とにかくフェラーリでパリの街をぶっ飛ばすという内容。
これがすごいのは、ドライバー視点のみの9分間で、
完成度の高いストーリー性のあるショートフィルムという点。
ニード・フォー・スピードな内容にまず惹かれますが、
おそらくはこれ、マジ走り!
(1964年ですからね、CGなんか使えっこない!
死ぬ気の大暴走ですっ!!)
フェラーリ275GTBというデータはあるものの、
走行中の第三者的な視点(別カット)
が無いのでフェラーリ?なのかどうかは分からないけど、
とにかく速い速い!!
(取り扱いのリンドバーグさんによると、
V12エンジンのこの音は、まさしくフェラーリ!なんだとか)
http://www.lindbergh.co.jp/img/2682-1
シフトダウンタイミングの音といい、
これ相当音にこだわってます。こういう高速かつ、
シフトチェンジの激しい走行中に音声を録音するのは
さぞかし大変だったろうなと思います。
録音方法知りたい!
税込価格 9,240円なんで、高い!と思う方もいるでしょうが、
良質なショートフィルムという点でも
大変に貴重なので、お勧めです。
9分ということは、1分1000円の価値ありということか・・・
(いやいや、これがあるんだ)
監督:クロード・ルルーシュ
代表作:アカデミー賞受賞作「男と女」
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ドライバーについても調べていました!
ドライバー:モーリス・トランティニアン
(「男と女」主演ジャン=ルイ・トランティニアンは、甥なんだそうな)
1917年生まれ、昨年82歳で他界。
F1初年度の1950年から参加。
64年、自ら所有するBRMを駆って
ドイツGPで5位に入賞したのを最後に引退。
F1界の名ドライバーじゃないですか!
これはいろんな意味で買いの一品じゃないでしょうか!?