・ワイルドスピード / TheFastandTheFurious サントラ調査
・ワイルドスピードX2 / 2Fast2Furious サントラ調査
・ワイルドスピードX3 東京ドリフト / TheFastandTheFuriousTokyoDorift サントラ調査
・ワイルドスピードMAX / FastandFurious サントラ調査
・ワイルドスピードMEGAMAX / FastFive サントラ調査!
FASTFIVE/ワイルド・スピード5の邦題がなんと最悪なものに!
ワイルド・スピードMEGA MAXだと!?どこの大型スーパーだ?
さすがに今回ばかりは腹が立ってきた。
そもそもワイルド・スピードシリーズは邦題が付けにくいのです。
今回はワイルド・スピード。タイトルの変遷を詳しく解説させていただきます!!
【ワイルド・スピード シリーズ・タイトル変遷史】
・1作目:原題はThe Fast and The Furious
直訳すると「猛烈に速い」となり、Google翻訳でこのタイトルを入れると「ワイルド・スピード」と訳されます。(これ本当)
これに関しては文句なしでいいかと思います。ナイスな邦題です!!
・2作目:原題は2Fast2Furious
ここで実は邦題が破綻してしまいます。というのもストリート・レースという一種の若者文化を取り上げていますので、スラング(若者の間でだけ通用する流行言葉とでも言おうか)がタイトルのベースに来る。なので2人速いやつが出てくるとか、前作よりすごいんだぜ!という意味を込めて、ただタイトルに2をつけることをせずに、こういった作品に見合ったスラング的タイトルにしているわけです。サントラに収録されているHipHopのリリック(歌詞)にも、2Fast2Furiousと刻まれており、イケテル、スラングタイトルなわけです。
邦題はワイルド・スピードX2
まあ、ちなんでいるというか、×2ですから、スラングというものが浸透しにくい日本ではまだ許せる邦題です。
・3作目:原題はThe Fast and the Furious: Tokyo Drift
ここに来て原題がまんまと言うね、、、おいおいって感じですが、やはり単純に3と付けることは避けられています。
邦題はワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT
シリーズの流れを汲むと邦題では順当です、これもまたありですね。×3倍すごいんだぞ!というね。そしてサブタイトルへ変更なしで、原題を大事にしてくれています。
・4作目:原題はFast and Furious
ここでタイトルを見てお分かりのように1作目のタイトルからTheが外されてシンプルに、かつ原点回帰を示しています。
これは1作目のヴィン・ディーゼル、ポールウォーカー他オリジナルメンバー再結集による仕切りなおしという意味も含まれていたのです。
ところが邦題。これすでに大問題ですが「ワイルド・スピードMAX」としてしまった。
つまり配給側としては、これ以上続編は無いと思ったんでしょうね。けれどMAXなんて全然原題との意味を含まず、なおかつこれまでのシリーズ邦題にも関係がないタイトルをなんで付けたのか? この段階ですでに疑問があります。ワイルド・スピードX4でも良かったはずですし、原題の意味を含むのであればワイルド・スピード・リブートとかリスタートとか、タイトルはまだまだ他につけようがあったはずです。
・5作目:原題はFastFive
どうですかこの原題。かっこいい。5作目だけにFとFあわせてFastFiveですよ。この洗練されたタイトル。これ邦題に訳せないだろうなあとおもっていたら、、、これは無いだろうというね、、、
ワイルド・スピードMEGA MAX
http://mega-max.jp
オフィシャルサイトを見て失神するかと思いました。もう意味不明です。なんでメガ盛り?牛丼か?大型スーパーか? ファンとしてこれは本当に無い邦題だと思います。
これはいかんだろうと。
4作目でMAXなんてつけたから取り返しが付かなくなった。それをさらにこんな形で作品を侮辱するというのはどういう事だと腹が立ってきております。
この作品次回作決定しておりますが、その時にはもう邦題付けないで欲しいですね。
この延長で付けれるわけがないので。
ということでみなさん最新作の名前は 「FastFive」 で浸透させましょう。
邦題は完全無視で、というかこんな邦題じゃあ口にだすのも恥ずかしい……