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 | プラダを着た悪魔 [Blu-ray] 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-07-02 by G-Tools |
■調査レポート ■予告篇使用曲 ■コンポーザー ■サントラ ■サントラ未収録
■日本の業務用音源が活躍！
※調査結果に関しては各自今一度ご確認ください。itunes等の楽曲ダウンロード購入に関しましては、試聴後、個人の責任において行っていただきますよう宜しくお願い申し上げます。
■調査レポート
・映画公開時、原作者、コンポーザー、主演アン・ハサウェイら、平均年齢が20代後半！若い才能の集結といってよい映画。さらに鬼編集長役に名女優メリル・ストリｰプ。監督は海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のデヴィッド・フランケルと、面白くないわけがない。
・音楽面では予告篇や劇中で使用され大ブレイクしたKT Tunstall 「Suddenly I See」がサントラ未収録だったり、シャンソン・ナンバーのThe Beautiful South 「Les Yeux Ouverts (Dream a Little Dream）」が、CD未リリースだが映画「フレンチキス」のサントラに収録されていたりと、本作以外のところで手に入る曲がある。
また、日本の業務用音源制作会社と意外な繋がりがあり、電話取材を行ったのでそちらは別項目にまとめさせて頂いた。
・原作は、ヴォーグ誌で女性編集長のアシスタントをつとめた経験を持つ、新人女性作家「ローレン・ワイズバーガー / Lauren Weisberger」映画公開当時29歳で大変お綺麗な方。主演のアン・ハサウェイっぽい感じです。 1977年生まれで、私と同級生……（才能がほしいものです……）
2004年に彼女が書いたこの映画原作となる小説「プラダを着た悪魔」は実体験を元にしたことが評判を呼び27ヶ国語にも翻訳される大ベストラーになった。ブログ的な感覚の私小説と言ってもいい。
◇Lauren Weisbergerオフィシャルサイト
http://www.laurenweisberger.com/
・劇中の英会話に注目して欲しいのが、鬼編集長は会話の全てを、「That'sall / それだけよ」と一方的に会話が終わる話し方をしていて、この言葉に耳を傾けて映画を観ると、鬼編集長の言う無理難題が余計に腹立たしく観れるかも！？
・主人公を演じる、「アン・ハサウェイ」は公開当時来日。インタビューの中で、映画の撮影が終わって普段着に着替えるのが待ち遠しかったそうで、映画の中で彼女が次々と着ていく一流ブランドの洋服は、アン・ハサウェイをもってしても着こなすのに苦労したものばかりだったと語っている。
それもそのはずで、衣装は「セックス・アンド・ザ・シティ」のパトリシア・フィールドが担当しており、流行の最先端を取り入れたものとなっていた。
＜Wikipediaより＞
・日本では全米公開より約5ヶ月遅れての公開となる。日本版の宣伝ポスターの一つにはモデルの押切もえの足をあしらった物を使っている。プロモーションには、出演者だけでなく、衣装担当として高い評価を受けたパトリシア・フィールドも来日。映画のプロモーションで衣装担当者が来日するのは稀である。
・映画と小説はラストが違う。
ワイスバーガーの小説の筋書きの基礎は元のままだが、細かいところに多数の変更が行われた。映画の脚本家アライン・ブロッシュ・マッケンナが物語の最後のほうで小説と全く違う危機を作ったので多くの登場人物に変更が必要となった。
ウィキペディアの執筆者. “プラダを着た悪魔”. ウィキペディア日本語版. 2011-03-06.http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%92%E7%9D%80%E3%81%9F%E6%82%AA%E9%AD%94&oldid=36655573, (参照 2011-03-20).
■予告篇使用曲
・Klint 「Diamond」
映画「Snatch!」のオープニングテーマなのだが、「プラダを着た悪魔」のテーマ曲とあまりに似ている。あえてこの曲を使用したことはかなりセンスがいい。
Youtube! スナッチ
http://www.youtube.com/watch?v=hICRUPAv7as
Youtube! プラダ。聴き比べてみよう！
http://www.youtube.com/watch?v=Kp4QF6gcfz8
 | Snatch. John Murphy Universal I.S. 2000-10-31 by G-Tools |
・Madonna 「JUMP」
劇中でも使用されている（サントラ未収録）
 | Confessions on a Dance Floor Madonna Warner Bros / Wea 2005-11-15 by G-Tools  |
・KT Tunstall 「Suddenly I See」
劇中でも使われ大ブレイク！ （サントラ未収録）
◇オフィシャルPV
http://www.youtube.com/watch?v=9AEoUa0Hlso
 | アイ・トゥ・ザ・テレスコープ ケイティー・タンストール EMIミュージック・ジャパン 2006-04-12 by G-Tools |
■コンポーザー
・セオドア・シャピロ / Theodore Shapir
1971年生まれ。
日本での劇場公開作品は、「プラダを着た悪魔が」初めてといってよく、今作で一躍メジャーになった。
1994年から音楽家として活動を開始し、27歳の時に手がけた、映画「ハリケーン・クラブ / Hurricane Streets」でのスコアがサンダンス映画祭で話題になる。
最近では映画「トロピック・サンダー」他コメディー作品でのスコアを多く手がけている。
・itunesで配信中のTheodore Shapir
■サントラ
 | The Devil Wears Prada Theodore Shapiro Warner Bros / Wea 2006-07-17 by G-Tools |
全12曲、U2、マドンナ、ジャミロ・クワイ、Mobyと豪華なコンピ盤。
※主題歌として大ヒットした「KT Tunstall」のナンバーは未収録なので、その点はご注意！
1.Vogue - Madonna
2.Bittersweet Faith - Bitter Sweet
3.City Of Blinding Lights - U2
4.Seven Days In Sunny June - Jamiroquai
5.Crazy - Alanis Morissette
6.Beautiful - Moby
7.How Come - Ray LaMontagne
8.Sleep - Azure Ray
9.Feelin Hypnotized - DJ Colette (Black Liquid remix)
10.Tres Tres Chic - Mocean Worker
11.Here I Am - David Morales/Tamra Keenan (Kaskade Radio remix)
12.Suite From Devil Wears Prada - Theodore Shapiro
【スコア版】
これは正規品なのか？ ブート盤なのか？ 定かではないが、どうやら海外でスコア盤がリリースされていた形跡がある。トラックリスト情報のみ記載しておく。
Youtube!にスコアがＵＰされていたので参考まで
http://www.youtube.com/watch?v=VNQ4O1rGbXo
Track List:
01. She's On Her Way
02. End Of The Interview
03. Up And Down
04. Go To Calvin Klein, Hermes And The Others
05. You're Already Late
06. Intensive Week
07. A Plane For Miranda
08. She Hates Me, Nigel!
09. The New Look Of Andrea
10. James Holt's Collection
11. The Book To My Home Tonight Andrea!
12. In Miranda's House
13. Andrea Goes Upstairs
14. The Harry Potter's Manuscript
15. Meet You At The St. Regis
16. That's All!
17. The Gala Preperation
18. You're... You're A Vision!
19. Just For One Drink
20. You Look Very Pretty
21. Emily's Accident
22. Is There Anything Else I Can Do?
23. Christian And Andrea
24. At The Hotel
25. Andrea Find The Mockup
26. Andrea Can't Speak To Miranda
27. The New President: Jacqueline Follet
28. Miranda And Andrea
29. Nate And Andrea
30. You Must Have Done Something Right
31. Go!
32. End Titles
■サントラ未収録
サントラ未収録をiTunesにてiMIX作成しました、ご活用ください。
iMix
プラダを着た悪魔・サントラ未収録iMix
・KT Tunstall 「Suddenly I See」
| アイ・トゥ・ザ・テレスコープ ケイティー・タンストール EMIミュージック・ジャパン 2006-04-12 by G-Tools |
・Madonna 「Jump」
| Confessions on a Dance Floor Madonna Warner Bros / Wea 2005-11-15 by G-Tools |
・Bitter:Sweet 「Our Remains」
 | Mating Game (Dig) Bitter: Sweet Quango Fontana 2006-04-04 by G-Tools |
・The Push Stars 「Every Angel」
 | Paint the Town Push Stars 33rd Street 2004-03-09 by G-Tools |
・The Tao of Groove「Dance Floor (LE D Remix)」
※AmazonMP3でも配信中
 | Dance Floor (Le D Remix) The Tao Of Groove Prodisc 2008-09-23 by G-Tools |
・Latin Soul Syndicate 「Vato Loco」
※AmazonMP3でも配信中
 | Vato Loco Latin Soul Syndicate Ascot 2008-05-21 by G-Tools |
・Black Grape 「Yeah Yeah Brother」
 | It's Great When You're Straight...Yeah Black Grape Universal I.S. 1995-10-10 by G-Tools |
・Belle & Sebastian 「I Don't Love Anyone」
参考Youtube!
http://www.youtube.com/watch?v=RXOhTa3KXzk
 | Tigermilk Belle & Sebastian Matador Records 1999-07-13 by G-Tools |
・The Good Listeners 「Time Will Tell」
※AmazonMP3でも配信中
 | Time Will Tell The Good Listeners The Good Listeners 2006-11-30 by G-Tools |
・The Beautiful South 「Les Yeux Ouverts (Dream a Little Dream）」
映画「フレンチ・キス」のサントラに収録されています。
参考Youtube!
http://www.youtube.com/watch?v=P1JhKQBSyuk
 | French Kiss Various Artists Polygram Records 1995-05-09 by G-Tools |
■日本の業務用音源が活躍！
・Kenji Nakamura 「Blue at Couch」
ジャズ、フュージョンで有名な日本人アーティスト「中村健治」さんのお名前がクレジットされていたので調べてみましたら、なんとこの曲は、業務用音源からの使用でした。
まず業務用音源て何？ ということからお話ししますと、業務用とは、映画やTV番組他で自由に使用して良い音楽のことを言います。基本的には一般販売はされず、ポスプロ他映像制作会社を中心に販売されます。年間契約他様々な契約により、使用許諾料金が音源制作会社に支払われるという仕組み。
今回映画で使用されていたのはこの業務用音源ですが、なんとこの会社が日本企業で、大阪に本社を構え、世界的に映画、放送用の業務用音源を提供している「グルーヴァーズミュージックライブラリー」所有の曲だったのです。
オフィシャルサイト
http://www.groovers-music.com/JAPANESE/jap_index.html
公開当時あまりに気になったのでグルーヴァーズミュージックライブラリー様に電話取材をさせていただきました。
そうしましたら、業務用音源の場合使用する際、当然事前許諾を取りませんので「そういえばFOXからなんか許諾依頼が着てた！」と使用された事を大変驚かれていたのを思い出します。
元々は音楽スタジオとして設立されたこちらの会社。業務の一つとして音源制作もされているとのこと。日本映画やTVドラマでも頻繁に音源使用されているそうですが、ENDクレジット上で、ここまで詳細に表記されていることは珍しいケースのようです。
ちなみにこちらの曲も市販されておりません。
