スパイダーマンTM トリロジーBOX [Blu-ray] | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-10-17 売り上げランキング : 2526 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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■関連記事
・スパイダーマン サントラ調査
・スパイダーマン2 サントラ調査
■調査レポート ■予告篇使用曲 ■コンポーザー ■サントラ ■サントラ未収録
※調査結果に関しては各自今一度ご確認ください。itunes等の楽曲ダウンロード購入に関しましては、試聴後、個人の責任において行っていただきますよう宜しくお願い申し上げます。
■調査レポート
彼は「愛」を失い、「友」を失い、「自分」をも失ってしまうのか……
以下Wikipediaより引用しておきましたが、これだけファンからも評価され、興行的にも大ヒットしたヒーローシリーズはスーパーマン以来なんじゃないか? と思うのですが、今後は4じゃなく全く別のシリーズとして作り直すということで、なんとも腑に落ちないなあ…… と思ってしまいますが、サム・ライミ版はひとまず3部作で有終の美ということで、しかとその結末を見届け用ではありませんか。
ところが、音楽面を調べていくと3部作で終わったことを頷かせるほどの制作混乱ぶりに出くわしてしまいました。メインコンポーザーが、ダニー・エルフマンからクリストファー・ヤングへの交代劇の裏で、サム・ライミ監督とエルフマンの意見の相違による降板劇。関連して参加した3名のコンポーザーと、映画の中身と同じくこの混乱はこのままのシリーズ制作難航を物語っているようにも思えます。
<以下Wikipediaより引用>
・原作ファンの人気が高いヴィラン(悪役)であるヴェノムが登場。そのヴェノムを生み出すシンビオートや、もうひとりのヴィランであるサンドマンの表現に技術力を結集させたため、製作費に映画史上最高額となる2億5800万ドル(約290億円)が投じられ、それまでの最高額であった『キング・コング』(2005年版)の2億ドル(約225億円)を遙かに上回ったことで話題となった。
・本シリーズはとりわけ日本での人気が高いため、製作会社のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは日本での興行を最重要視し、日本公開を当初予定していた2007年5月5日から世界最速となる2007年5月1日に変更した。公開初日からの観客動員数は約517万人と前2作を大きく凌ぎ、興行収入もシリーズ最高記録となる71億円を記録。日本国内における2007年の年間興収ランキング洋画部門では3位にランクインした。
・アメリカでは北米の週末興行収入が1億5110万ドル(約161億円)となり、2006年に記録更新した『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の1億3560万ドル(約144億円)を超えて歴代1位となった(この記録は翌2008年『ダークナイト』の1億5534万ドル(約165億円)に破られ、現在は歴代2位となっている)。またアメリカ国内における2007年の年間興収ランキングでは3億3650万ドル(約379億円)という成績で、『シュレック3』の3億2100万ドル(約361億円)を押さえ1位にランクインした。
ウィキペディアの執筆者. “スパイダーマン3”. ウィキペディア日本語版. 2011-04-05.http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B33&oldid=37058766, (参照 2011-04-17).
■予告篇使用曲
【TEASER】
・James Dooley 「Trinity」
Youtube!
http://youtu.be/_lYwcaJKiBA
Trinity James Dooley Position Music 2007-12-12 by G-Tools |
・業務用音源から
Immediate Music社より「Tempest」
Youtube!
http://youtu.be/mk8W8HzBdOM
オフィシャルサイト
http://www.immediatemusic.com/
【本告】
・James Dooley 「Trinity」
Teaserと同じく
・スパイダーマン・1作目のスコア
Spider-Man (Score) Danny Elfman Sony 2009-08-04 by G-Tools |
・業務用音源からの使用
audiomachine社から6曲!
「Broken Skull」
「Wacked」
「Violation」
「Rumble Fish」
「Coliseum Anger」
「Goblins」
オフィシャルサイト
http://www.audiomachine.com/
・Robert Etoll 社
「Kingdom Come」
オフィシャルサイト
http://robertetoll.com/
【本告2(traiker3)】
本告に以下3曲を追加している。
・業務用音源からの使用
audiomachine社
「Out of Time」
オフィシャル
http://www.audiomachine.com/
・X-Ray Dog 社
「Gothix (non-choir)」
オフィシャル
http://www.x-raydogmusic.com/
・映画「ラストキング・オブ・スコットランド」より
Getting the Evil of Nicholas
(コンポーザーはアレックス・ヘッフェス / Alex Heffes )
Last King of Scotland Various Artists Rounder / Umgd 2006-09-26 by G-Tools |
■コンポーザー
・クリストファー・ヤング / Christopher Young
1957年アメリカ・ニュージャージー生まれ。
代表作に「ヘルレイザー」シリーズ、「バット21」「スピーシーズ種の起源」「ゴーストライダー」他
サム・ライミ監督作では「スペル」でもスコアを担当している。
オフィシャルサイト
http://www.officialchristopheryoung.com/
・itunesで配信中のChristopher Young
【コンポーザー交代劇と、それに伴う複数のクレジットコンポーザー】
パート2まではダニー・エルフマンがスコアを担当していましたが、なんでも2の時にクレジット上では共作のようになっている「The Demonstration」という曲。もとはダニー・エルフマンが作曲。これにサム・ライミ監督が満足せず「ヘルレイザー」みたいな音楽がほしいということでクリストファー・ヤングの参加が決定。ダニー・エルフマンが意見の相違から最終的に降板し、ヤングが2の段階で2曲。続く本作ではメインコンポーザーとして昇格されたんだそうです。
ダニー・エルフマンも、クリストファー・ヤングも少々複雑な心境なのでは? と思われるシリーズ・コンポーザー交代劇ですね。
※この情報は「虚房サントラ館」様に教えていただきました。ありがとうございます!
虚房サントラ館
http://film.music.coocan.jp/
これをふまえるととかなり複雑な背景が垣間見えてきました。
というのも以下の楽曲はサントラ未収録ですが、パート2で参加しているもう一人のコンポーザー、アイアンマン2のジョン・デブニーも入り乱れて、かなりの数のスコアが世にでていない状況です。
また本作ではコンポーザー、デボラ・ルーリー / Deborah Lurie、ランディ・カーバー / Randy Kerber も数曲で参加しています。
・デボラ・ルーリー / Deborah Lurie
http://www.imdb.com/name/nm0527091/
・itunes配信中のDeborah Lurie
・ランディ・カーバー / Randy Kerber
http://www.imdb.com/name/nm0449205/
・itunes配信中のRandy Kerber
【参加コンポーザーによるサントラ未収録曲一覧】
◇ランディ・カーバー / Randy Kerber
コンポーザー、ランディ・カーバーが以下4曲を編曲とプロデュース
・「Fever(Little Willie John song)」
クレジット表記ではEddie Cooley and Otis Blackwell (as John Davenport)と記載
オリジナル・参考:Youtube!
http://youtu.be/n5yKn9y83Ic
・「Stormy Weather」
Harold Arlen and Ted Koehlerによる名曲
オリジナル・参考:Youtube! フランク・シナトラバージョンを発見!
http://youtu.be/e9o7QSIJL10
・「They Say It's Wonderful」
ミュージカルでMJが歌っていた曲
クレジット表記では作曲の Irving Berlinと記載
オリジナル・参考:Youtube!
http://youtu.be/jt0F1Plv2ig
・「L O V E」
MJのラストソング
クレジット表記ではMilton Gabler (as Milt Gabler)と記載
参考Youtube! (キルステン・ダンスト)
http://youtu.be/hXEvmfLZTTA
◇ジョン・デブニー / John Debney
「Peter's Turmoil」
◇ダニー・エルフマン と ジョン・デブニー
「Backstage」
「Romantic Night」
「Peter's Phone Call」
「Sad Girl」
◇ダニー・エルフマン と デボラ・ルーリー
※このお二人はよくご一緒されています。
「Peter and Harry」
「Peter Saves MJ」
「Happy Ending」
「Love Theme Reprise」
◇クリストファー・ヤング、ダニー・エルフマン、デボラ・ルーリー
「Opening Montage」
とシリーズ関連3名のコンポーザー名がクレジットされている。
この曲も複雑な背景があるがゆえに世には出ていない。
【クラシック音楽編曲者】
・Suzie Katayama
imdb:http://www.imdb.com/name/nm0441179/
クレジットを見ると主に以下2曲のクラシック音楽の編曲を担当されています。
・バッハ 「Minuet」
オリジナル参考Youtube!
http://youtu.be/on1DDSLdDOo
・ヘンリー・パーセル 「Lilliburlero」
オリジナル参考Youtube!
http://youtu.be/hbKy3fyAAyA
■サントラ
Spider-Man 3 Christopher Young Warner Bros / Wea 2007-05-01 by G-Tools |
全15曲収録コンピレーション版
劇中使用のアーティスト楽曲はほぼ網羅しているがスコアファンにはコンポーザー項目で記載したとおりの背景により未収録多数、かなり物足りないかも知れない。
1. Signal Fire - Snow Patrol
2. Move Away - The Killers
3. Sealings
4. Pleased To Meet You - Wolfmother
5. Red River
6. Stay Free
7. The Supreme Being Teaches Spider-Man How To Be In Love
8. Scared Of Myself
9. The Twist - Chubby Checker
10. Sightlines
11. Summer Day
12. Falling Star - Jet
13. Portrait Of A Summer Thief
14. A Letter From St. Jude
15. Small Parts
■サントラ未収録
・James Brown 「People Get Up and Drive Your Funky Soul」
ヴェノムなピーターが街を練り歩き始めるときの曲
Youtube!
http://youtu.be/J-Y7nxRSz60
Motherlode James Brown Polydor / Umgd 2003-06-17 by G-Tools |
・Lincoln Chase and Shirley Elliston
「The Name Game」
オリジナル参考Youtube!
http://youtu.be/5MJLi5_dyn0
・「I'm thru with Love」
Gus Kahn, Matty Malneck (as Matt Malneck) and Fud Livingston (as Joseph Livingston)
オリジナル参考Youtube!
http://youtu.be/y62ApRsQ51g
・The Port Chester New York High School Band
ENDクレジットされているこの曲はスパイダーマンを歓迎するセレモニーシーンでの演奏のことを指しています。
「Spider-Man Drum Cadence」
「Mechanized Infantry」
「Theme from Spider Man」
【クラシックより】
・バッハ 「Minuet、"Symphony No. 39, K.543"」
オリジナル参考Youtube!
http://youtu.be/gkzrfsN1hVE
・セルゲイ・ラフマニノフ 「Piano Concerto No. 2 in C Minor, Op. 18, 2nd Movement」
オリジナル参考Youtube!
http://youtu.be/Gesnsp4XOvo